『龍彦親王航海記―澁澤龍彦伝』 ほか

 関西3府県に緊急事態宣言が昨日までずっと出ていて、不要不急と言われると、つい外へ出るのが億劫となっていました。今年はまだ奈良県から外には足を踏み出しておりません(しかも生駒市奈良市のみ)。飲み会も、リモート飲み会が5回あっただけ。大人になってからこれだけおとなしく過ごしたことはありません。で、もっぱら古本もネットで買いましたが、唯一の例外が、
礒崎純一『龍彦親王航海記―澁澤龍彦伝』(白水社、19年11月、3020円)
 自転車で近所をうろうろしたついでに、近所のBOOK-OFFを覗いたら出ていたので、これも何かの縁と思って買いました。分厚い労作です(だと思う)。
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 アマゾンの古本で、
倉阪鬼一郎『怖い短歌』(幻冬舎新書、18年11月、772円)
 これは古本仲間から、『怪談短歌入門』という本があることを教えてもらい、探したがけっこう高値だったので、上記の本が出ていることを知り、鞍替えして買ったもの。以前、同著者の『怖い俳句』を読んで面白かったから(2015年12月29日記事参照)。
郡司正勝刪定集 第六巻風流の象/総索引』(白水社、92年3月、929円)
 これは先日読んだ『和数考』が面白かったので。
福永光司道教と古代日本』(人文書院、87年4月、400円)
 これも先日読んだ田坂昻『数の文化史を歩く』で引用されていて興味が湧いたもの。
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 古本仲間の一人が「本を買わずに済ますには、本を読まないことだ」と言ってましたが、1冊本を読むと、必ず欲しい本が出てくるのが困ったものです。

 あとはすべてヤフーオークション
塚本邦雄『詩歌博物誌 其之弐』(彌生書房、98年5月、680円)
「イメージの冒険1 地図―不思議な夢の旅」(河出書房新社、昭和53年3月、682円)
「イメージの冒険3 文字―文字の謎と魅力」(河出書房新社、昭和53年8月、495円)
気谷誠『鯰絵新考―災害のコスモロジー』(筑波書林、84年11月、500円)
内藤吐天『鳴海抄』(近藤書店、昭和31年5月、1000円)
ピエール・バルラチエ島本始譯『シャンソンへの招待』(青木書店、56年11月、412円)
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