2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

:金沢古本ツアーほか

今週初め、東京の古本仲間と金沢古本ツアーを決行しました。40年近く前の大学時代にもその相棒と一緒に行った思い出の地です。近江町市場近くのK書房ぐらいしか覚えておりませんが。 あいにくの雨でしたが、まず一軒目はK書店。ここは新しく開店したばかり…

:ドイツ・ロマン派絵画に関する本二冊と展覧会図録二冊

/// ///H・J・ナイトハルト相良憲一訳『ドイツ・ロマン主義絵画―フリードリヒとその周辺』(講談社 1984年) 藤縄千艸編・解説『ドイツ・ロマン派画集―フリードリヒ・ルンゲ・ナザレ派・ビーダーマイヤー』(国書刊行会 1985年) 『フリードリヒとその周辺』…

:古本ツアー関連本三冊

/// 北尾トロ『ぶらぶらヂンヂン古書の旅』(風塵社 2007年) 北原尚彦『古本買いまくり漫遊記』(本の雑誌社 2009年) 「古本の雑誌―別冊本の雑誌16」(本の雑誌社 2012年)(読んだ順) 来週、金沢へ古本ツアーに出かけるので、気分を盛り上げようと、古本…

:たにまち月いち古書即売会ほか

月末に金沢古本ツアーに出かける予定で、古本ツアー関連本を読んでいるうちに、むずむずと古本が買いたくなって、昨日、大阪古書会館の古本市に出かけました。午後三時ごろだったので、漁り尽くされていたのか、気持ちは焦れどなかなか良い本に巡り合えず、…

:鈴木信太郎三冊、『ヴィヨン雑考』『半獣神の午後其他』『記憶の蜃気楼』

/// 鈴木信太郎『ヴィヨン雑考』(創元社 1941年) 鈴木信太郎『半獣神の午後其他』(要書房 1947年) 鈴木信太郎『記憶の蜃気楼』(文藝春秋新社 1961年) 『ヴィヨン雑考』は前回読んだ『文學遁走』とかなりの部分(7割がた)重複していたので、重複部分は…

:鈴木信太郎の二冊『文學外道』『文學遁走』

/// 鈴木信太郎『文學外道』(東京出版 1948年) 鈴木信太郎『文學遁走』(改造社 1949年) 今回は、読書の楽しさをたっぷりと味わえました。こういう本をソファで寝転がって読むのが至福の時です。何よりも素直さ、読みやすさ、それでいて味わいのある文章…

:Jean-Louis Bouquet『Aux portes des ténèbres』(ジャン=ルイ・ブーケ『闇の間近で』)

Jean-Louis Bouquet『Aux portes des ténèbres』(Denoël 1956年) この本も生田耕作旧蔵書。いつもの「奢灞都館呈蔵」の印はありませんでしたが、ページのあいだに大阪旭屋から生田耕作宛て、J・Ray『Le Livre des fantomes』品切の通知ハガキが入っていま…

:京都百万遍秋の古本まつり

昨日は京都百万遍の古本市に行ってまいりました。まず出町柳駅で降りて近くのR書店のバーゲンセールで、景気づけにと買った下記の本が見事にW買い。 田中清光「堀辰雄―魂の旅」(文京書房、78年9月、300円) 古本まつりの会場智恩寺の手前で、Y書店の棚に引…