2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

:久しぶりに古本屋で購入

このところオークションはまったくの不調で、見る気もしなくなってきました。 代わりによくできたもので、古本屋へ行く機会が増え、いろいろと購入することができました。 ///////// 佐藤春夫『青春期の自畫像』(共立書房、昭和23年8月、200円) 藤森秀夫訳…

:喜多尾道冬『音楽の悪魔』

魂を浄化するような清らかな音楽とはまた違った、魔的(デモーニッシュ)な魅力から見た音楽をテーマにしています。 タルティーニから始まり、モーツァルト、ベートーヴェンを経て、シューマン、リスト、ベルリオーズ、ワーグナーなどロマン派の作曲家群を経…

:角川文庫の俳句本大量購入

昔から、俳句や短歌は何を言っているのか分からないことが多く苦手で、高校の授業で蕪村の「易水にねぶか流るゝ寒さかな」の訳読が当たり、ねぎと寒さがどう関係しているのか説明できなくて立ち往生をした記憶が今も残っています。そんなこともあり、大家の…

:C・A・スミス『ゾティーク幻妖怪異譚』

これは新刊本です。めったに新刊書店に行かないので、時たま新しい本を発見するとこんな本が出ていたのかとびっくりする体たらくですが、この本もそんな状態で慌てて購入したものです。 久しぶりにC・A・スミスを読んで、文章の詩的な味わいや奇矯な想像力に…

:島田謹二『マノン物語』ほか

古本屋をしている私の知り合いがネットオークションにも出品しているというのは風の便りに知っておりましたが、先日、落札した本の取引連絡を受け取ったら、それがその知り合いだったので驚きました。向こうも驚いたと思いますが。 それが島田謹二『マノン物…