2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

:サンボーホールひょうご大古本市、久しぶりに神戸の古本屋へ

先日、昔からの古本仲間と、サンボーホールひょうご大古本市に行ってまいりました。 途中、近くの中華料理店で合鴨汁そばとビールの中断がありましたが、都合3時間ほどいて、結局下記の本を購入。岡崎義恵著作集8『日本詩歌の象徴精神 現代編』(宝文館、昭…

:ヴュータン愛聴その後

先日、ヴュータンについて書いたところ(2月13日記事参照)、violaさんという方からコメントをもらって、ヴィオラソナタが無性に聴きたくなり、ネットで探したら中古で見つかりました。これがとても素晴らしい。別に発注していたチェロ協奏曲のCDも届いたの…

: 古本病治癒せず

前回報告(3/4)以降、古本屋、ネットオークション、ネット古本屋とまんべんなく購入。古本病は治癒するどころかますます亢進している気配あり。 まず、古本屋では、大学時代の友人の定年退職お祝い会で大阪へ出た際、いつもの堺筋本町T書店の380円均一にて…

:MARCEL SCHNEIDER『LE CHASSEUR VERT』(マルセル・シュネデール『緑の狩人』)

MARCEL SCHNEIDER『LE CHASSEUR VERT』(ALBIN MICHEL 1949年) 前回読んだMARCEL BRION(マルセル・ブリヨン)『LA ROSE DE CIRE(蠟の薔薇)』が登場人物が極めて少なく、主人公の意識の中の出来事を綴ったメルヒェンのような物語だったのに比べて、この本で…

:ガストン・バシュラール宇佐見英治訳『空と夢―運動の想像力にかんする試論』

ガストン・バシュラール宇佐見英治訳『空と夢―運動の想像力にかんする試論』(法政大学出版局 1969年) 出たばかりの本を大学時代に少し読んだだけで放っておいたものです。いずれは読まねばなるまいと思っていましたが、ようやく読み終えました。訳者も大変…

:私市保彦『ネモ船長と青ひげ』

私市保彦『ネモ船長と青ひげ』(晶文社 1978年) この私市保彦という人は『ヴァテック』を訳したり、自らも幻想小説を書いている人で、幻想小説と民話を共に語るということでは、篠田知和基と共通するところがあるように思います。 この本は、フランスの児童…

:『沈める都イスの町の伝説』ほか

最近、周りの古本仲間からの古本報告も途絶え気味で、みんな高齢のため古本購入も控え始めたのかと勘繰り、そろそろ私も古本購入をセーヴしようと考えておりましたら、何のことはない、一昨日、友人の葬儀が久留米であり、その時会った古本仲間から、一度に…