2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

:デ・ラ・メアの短篇、続き

/// /// 紀田順一郎訳「運命」(「幻想と怪奇2号 吸血鬼特集」) 吉良松夫訳注『老獅子号』(英宝社 1971年) 脇明子訳『九つの銅貨』(福音館書店 2009年):「チーズのお日さま」「九つの銅貨」「ウォリックシャーの眠り小僧」「ルーシー」 河野一郎訳『魔…

:デ・ラ・メア『魔法のジャケット』ほか

オークションでは、下記。デ・ラ・メア買いがまだ続いています。『夜の歌』『闇と光』ともに珍しいものだとは思う。 デ・ラ・メア河野一郎訳『魔法のジャケット』(旺文社、77年7月、40円) 菱山修三詩集『夜の歌』(ちまた書房、昭和21年8月、300円) 上田…

:デ・ラ・メアの詩三冊

/// ウォールター・デラメア村松眞一訳『耳を澄ますものたち他』(沖積舎 2012年) ウォルター・デ・ラ・メアまさき・るりこ訳『孔雀のパイ』(瑞雲舎 2011年) W.デ・ラ・メア荒俣宏訳『妖精詩集』(ちくま文庫 1988年) 読んだ順番。すべて2回ずつ読みまし…

:ÉMILE HENRIOT『Le diable À L’HÔTEL ou les plaisirs imaginaires』(エミール・アンリオ『ホテルにいる悪魔―夢見る喜び』)

ÉMILE HENRIOT『Le diable À L’HÔTEL ou les plaisirs imaginaires』(PLON 1950年) 生田耕作旧蔵書。「diable(悪魔)」という言葉に惹きつけられて買った一冊。初版は1920年。なかなか楽しく読むことができました。1920年というと第一次世界大戦の直後な…

:デ・ラ・メア『ヘンリー・ブロッケン』

W・デ・ラ・メア鈴木耀之介訳『ヘンリー・ブロッケン―豊かで不思議な、想像を絶するロマンスの領域におけるその旅と冒険』(国書刊行会 1984年) デ・ラ・メアの最初の長篇小説で、31歳の時の作品。この本は珍しい造りで、本作は半分強の180頁、残りに80頁ほ…

:デ・ラ・メアを中心に購入

デ・ラ・メアを集中的に読んでいますが、持ってない本もたくさんあるので、慌てて発注しました。そういう場合は、ネット古書店のAが便利で、大体のものは揃いますし、発注して2、3日で届きます。読むだけなら蔵書にしておく必要はないと言えるでしょう。 W・…

:W・デ・ラ・メア『魔女の箒』

W・デ・ラ・メア脇明子訳『魔女の箒』(国書刊行会 1975年) 長らく死蔵していた一冊。この本には、短篇3篇「オランダ・チーズ」、「魔女の箒」、「訪れ」と長篇「三匹の高貴な猿」が収められています。 短篇では「オランダ・チーズ」がもっとも佳品。主人…

:デ・ラ・メアの短篇小説

/ / / W・デ・ラ・メア柿崎亮訳『デ・ラ・メア幻想短篇集』(国書刊行会 2008年) ウォルター・デ・ラ・メア: 鈴木説子訳「トランペット」(『怪奇幻想の文学Ⅵ 啓示と奇蹟』新人物往来社刊所収) 伊藤欣二訳「桶」(『現代イギリス幻想小説』白水社刊所収…