2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧
今頃になりましたが本年初報告。今年は古本運があまりよくない予感がします。オークションではことごとく敗退するうえに、新年最初の買い物がW買いとなってしまいました。古本仲間との新年会へ行く途中、最近店舗が移転した難波のT書房で買った下記の本。1…
HENRI DE RÉGNIER『ESCALES EN MÉDITERRANÉE』(BUCHET CHASTEL 2007年) 次もレニエ。小説ではなくて旅行記です。4年ほど前パリで新刊で買ったもの。1931年刊の「ESCALES EN MÉDITERRANÉE(地中海の旅)」と1927年刊の「Donc(箴言集)」を新しくまとめたも…
窪田般彌『フランス文学夜話』(青土社 1981年) レニエを読んだ流れで、『生きている過去』や『ヴェネチア風物誌』を訳している窪田般彌の本を続けて読んでみようと思います。窪田般彌の評論はこれまで6冊ほど読んでいますが、所持していて読んでないのも5…
アンリ・ド・レニエ堀口大學譯『燃え上る青春』(新潮文庫 1968年) この小説も学生時代に読んだものの再読。昔の新潮文庫なので、字は細かく読みづらかったですが、訳文がこなれているせいか、文章は読みやすいと思いました。理屈っぽさが少ないのと、話が…
/// アンリ・ド・レニエ窪田般彌訳『生きている過去』(岩波文庫 1989年) 昔、桃源社版で読んだものの再読。てっきり学生時代に読んだつもりになっていたら、裏の見返しのところに88年5月24日という書付があり、かなり後だったことが分かりました。前回読ん…
昨年末、恒例になってきた阪神百貨店の古書ノ市へ行ってきました。ここは中古レコード・CDセールと一緒にやっているので楽しみが倍あります。今回も本よりもCDのほうを多く買ってしまいました。古書のほうは量が少ない割には充実した内容でした。 フランスの…
///アンリ・ド・レニエ青柳瑞穂訳『ある青年の休暇』(大日本雄辯會講談社 1958年) アンリ・ド・レニエ矢野目源一訳『ド・ブレオ氏の色懺悔』(操書房 1948年) 年末から、レニエの本を読みつづけています。学生時代に読んでいたものの再読も含めて、原書が…