2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

続・志村ふくみの二冊

志村ふくみ『語りかける花』(人文書院 1993年) 志村ふくみ/志村洋子『たまゆらの道―正倉院からペルシャへ』(世界文化社 2001年) また志村ふくみの続き。今回は、1980年代から新聞や雑誌に連載または掲載された随筆を集めた『語りかける花』と、娘の志村…

志村ふくみの二冊

志村ふくみ『母なる色』(求龍堂 1999年) 志村ふくみ・文/井上隆雄・写真『色を奏でる』(ちくま文庫 1998年) 志村ふくみを続けて読んでいます。『母なる色』は書き下ろしを中心とした随筆集、『色を奏でる』は、『色と糸と織と』(岩波書店1986年)を文庫…

Paul Féval『Le cavalier Fortune』(ポール・フェヴァル『幸運という名の騎士』)

Paul Féval『Le cavalier Fortune』(OLIVIER ORBAN 1982年) ポール・フェヴァルは、10年ほど前に読んだ『Le Chevalier Ténèbre(暗黒騎士)』以来です(2014年1月11日記事参照)。chevalierとかcavalierとか騎士がお好きな人みたい。フェヴァルの本は日本…