2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

:富田仁の四冊

/// /// 富田仁『読書探訪 ふらんす学の小径』(桜楓社 1979年) 富田仁『フランス語事始―村上英俊とその時代』(NHKブックス 1983年) 富田仁『長崎フランス物語』(白水社 1987年) 富田仁『日本のフランス文化―日仏交流の斜断譜』(白地社 1993年) 刊行…

:宮岡謙二『異国遍路 死面列伝 旅芸人始末書』

宮岡謙二『異国遍路 死面列伝 旅芸人始末書』(私家限定本 1954年) 日本人の海外体験を続けて読んでいます。今回は海外で亡くなった日本人と海外で興行した芸人たちの記録。著者は大阪商船勤務の後、別府亀の井ホテル代表取締役を勤めたアマチュアライター…

:Marcel Schneider『LE SANG LÉGER』(マルセル・シュネデール『軽い血』)

Marcel Schneider『LE SANG LÉGER』(ALBIN MICHEL 1952年) 前回読んだ『LE GUERRIER DE PIERRE』と同じく昨年オデオン広場の近くの古本屋dilettanteで買った本。同じ所有者が売ったらしく、両書とも気に入った文章の横に鉛筆で縦線をつけており、書評や広…

:幕末維新のパリ体験二冊

/// 井田進也校注『幕末維新パリ見聞記―成島柳北「航西日乗」栗本鋤雲「暁窓追録」』(岩波文庫 2009年) 高橋邦太郎『花のパリへ少年使節―慶応三年パリ万国博奮闘記』(三修社 1980年) 今回は、幕末維新の日本人のパリ体験記を二冊。『幕末維新パリ見聞記…

:文久二年の遣欧使節に関する本二冊

/// 芳賀徹『大君の使節―幕末日本人の西欧体験』(中公新書 1968年) 宮永孝『文久二年のヨーロッパ報告』(新潮社 1989年) しばらく日本人の海外体験、とくにヨーロッパ、フランス体験の本を読んでいきたいと思います。上記の本は2冊とも文久二年(1862)…

:いよいよ古本買いもフェイドアウトか

古本についての前回報告から、1ヶ月が経とうとしています。昔は月2〜3回のペースで報告していたのが、最近は月1〜2回で冊数も減ってきています。今回は1ヶ月間で7冊という結果となりました。この先どうなることやら。しかしたとえ1冊になっても報告は続けた…