2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

:オークション中心にあれこれ購入。

その後も置く所がないとぼやきつつ性懲りもなく少しずつ買っております。 今回は、外出の機会も少なく、オークション中心となりました。欲しいと思う珍しい本はだいたいが手の届かない高値になってしまうので、身の丈に合ったものを細々と安値で購入していま…

:Jean-Louis Bouquet『LE VISAGE DE FEU』(ROBERT MARIN 1951年)(ジャン=ルイ・ブーケ『炎の顔』)

昨年の神保町洋書市で購入した生田耕作先生旧蔵本。 ROBERT MARIN社の幻想小説シリーズ「L’ENVERS DU MIROIR(鏡の裏側)」の1冊です。表紙の脳みそのような絵はtoyen(トワイヤン)のようですがふたしかです。 前回読んだロカンボールに比べて、一段と文章が難…

:最近よく聴くCD「ギル・シャハム・プレイズ・フォーレ」

音楽の話題から遠ざかっていたので、最近よく聴いているCDについて。 音楽の聴き方は人によってそれぞれだと思いますが、私の場合は、気に入った曲をみつけたら、その曲をしばらくは繰返してかけるようにしています。ほかにもいろんな曲と並行しながらですが…

:外国語についての本2冊

/// 外山滋比古『外国語の読みと創造』(研究社出版 1980年) 丸山圭三郎『フランス語とフランス人気質』(日本放送出版協会 1982年) 語学がなかなか上達しないので、なにかヒントはないものかと読んでみました。両書とも言葉の根本的な性質を理解しようと…

:のんびりエッセイを中心に

このところ、オークションと書店とバランスよく購入しています。 オークションでは、前回でも少し触れた 杉谷代水譯『新譯アラビヤンナイト』下巻(冨山房、奥付なし、1000円)→大正4年版のものと思われる。挿絵が2〜3ページに一つぐらいの割合でふんだんにあ…

:引続き俳句関連2冊

/// 江國滋『スイス吟行―旅券は俳句』(新潮社 1993年) 飯島耕一『俳句の国徘徊記』(書肆山田 1988年) 前回の俳句本2冊は、俳句を理論的歴史的に解説した本でしたが、今回は自由気ままに書かれていてリラックスして読める本を選びました。どちらかと言え…

:俳句の本2冊

/// 外山滋比古『省略の詩学―俳句のかたち』(中公文庫 2010年) 平井照敏『俳句開眼―十七音詩型創造の楽しさ』(有斐閣 1979年) このところ短詩型についての本を読んでいます。このあとも少し軟らかめの俳句の本を読んだので次回ご紹介したいと思います。 …

:京都勧業館春の古書大即売会

一昨日、8年ぶりに勧業館古書市へ行ってまいりました。 初日とあって開場時間の10時前に到着すると、なんと凄い長蛇の列ではありませんか。しかもテレビ局のカメラが右往左往しております。昔はこんなではなかったのに。関西では珍しく東京の古本市のような…