:オークション中心にあれこれ購入。

 その後も置く所がないとぼやきつつ性懲りもなく少しずつ買っております。

 今回は、外出の機会も少なく、オークション中心となりました。欲しいと思う珍しい本はだいたいが手の届かない高値になってしまうので、身の丈に合ったものを細々と安値で購入しています。

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「文学散歩 1961.2月号」(雪華社、昭和36年2月、220円)→編集長が野田宇太郎、あの文学散歩シリーズの大元の雑誌のようです。矢野峰人、高橋邦太郎、村松嘉津らが寄稿。
多田智満子・散文詩/村上芳正・絵『四面道』(思潮社、75年9月、1500円)→時々見かける大きな本。比較的安価に入手できた。
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『北斗の印―吉田一穂』(北海道文学館、99年2月、1000円)
ヴィクトル・ユーゴー/ジャン・コクトー脚色森芳介訳『ルイ・ブラス』(一燈書房、昭和24年4月、560円)→ユーゴーの戯曲をコクトーが映画化したのをまた読み物風にアレンジしたもの?。芝居がかったせりふがいたるところにちりばめられている。
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若林眞『絶対者の不在』(第三文明社、73年7月、300円)
薩摩治郎八『せ・し・ぼん―わが半生の夢』(山文社、平成3年3月、1200円)→旧版の復刊本。
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玉川信明『放浪のダダイスト辻潤―おれは真性唯一者である』(社会評論社、05年10月、500円)
玉川信明『大正アウトロー奇譚―わが夢はリバータリアン』(社会評論社、06年2月、500円)
→以前読んだ『エコール・ド・パリの日本人野郎』が面白かったので。

Yオークションの評価も50ポイントまでになりました。


 書店では、先々週麻雀会で大阪に出たついでに、難波のT書房で買った下記のみ。
富士川英郎『譯詩集 北方の竪琴』(小澤書店、88年8月、1500円)→ずっと2500円で出ていたのが急に値下がりしていたので思わず購入。待つとよいことがある。


「買うためには売らねばならない」の格言に従って再び書棚を整理し、古本屋へ持っていきました。