2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧
/// 鈴木信太郎訳『マラルメ詩集』(岩波文庫 1991年) 加藤美雄訳『マラルメ詩集』(関西大学出版部 1987年) ヴァレリーが言うように、マラルメは音韻が重要ということになると、訳詩だけを読んでいては、半分も理解できないということになりますが、訳詩…
/// 福井芳男/丸山圭三郎『ボンジュール パリ―フランス語のこころ』(三修社 1977年) 小林正『フランス語の話し方』(大修館書店 1984年) パリへ行く前に読もうとした本です。『フランス語の話し方』は行きの機内で読む予定でしたが、ゴルフゲームに熱中し…
ALBERT SAMAIN『AUX FLANCS DU VASE』(GEORGES CRÈ ET Cie 1914年) サマンを読むのは、短篇集『Contes(物語)』以来二冊目(2017年8月10日記事参照)。サマンの生前出版された第二作品集の再刊です。25篇の本編と、付録として、この詩集のために書かれた…
しばらくお休みをいただいていたのは、家内と家内の姉を連れて、パリへ観光に行っていたからです。ヨーロッパは初めてという姉に短時間でパリの名所を案内しようと、かなりハードなスケジュールを組みました。モン・サン・ミシェル一日、ヴェルサイユ宮殿ほ…