2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧
6月の神田古本街遠征が不完全燃焼に終わったので、7月下旬に熱海へ行ったついでに足を延ばして、 また神保町へ行ってきました。 古書会館の和洋会は6年ぶり、昔ほどの混雑はありませんでした。 購入は下記3冊。いずれもハーフノート・ブックス出品。 荒川法…
MARCEL BÉALU『LA MORT à Benidorm』(PIERRE FANLAC 1985年) パソコンが壊れてただの箱になってしまい、この本についてのブログを一度は用意していたのに、全部やり直す羽目となってしまいました。読書ノートの要約も完成してたのに、最後の5分の1ほどを読…
大塚幸男『フランス文學随攷』(あけぼの社 1946年) 大塚幸男『近代フランス文学論攷』(朝日出版社 1973年) 大塚幸男の『閑適抄』を読んだついでに、同著者のフランス文学についてのエッセイを読んでみました。長らく書棚で温めて置いた本です。『フラン…
大塚幸男『閑適抄―ギッシングとともに』(第三書房 1975年) ギッシング小池滋訳『南イタリア周遊記』(岩波文庫 1994年) 文学的香気のある落ち着いた随筆を読もうと思って、『閑適抄』を手に取りました。福田陸太郎が序で、「文学のもたらす至福とはこうい…
MARCEL BÉALU『La Vie en rêve』(PHÉBUS 1992年) 久しぶりにベアリュを読みます。「La Vie en rose(薔薇色の人生)」を模したようなタイトル。内容は、これまでの作品とは違って、一種のエッセイとなっています。夢に関してのエッセイ「La Vie en rêve」…