2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧
昔パリの古本市で同じ著者の『小説集Ⅱアジア小説集』とともに購入した1冊。ゴビノーは『ルネサンス』という訳書がみすず書房と角川文庫から出ていたようですが、見たことはありません。古書価は随分と高いようです。ゴビノーという人は、ウィキペディアによ…
今回は冊数が少ないですが、定期的な掲載を心掛けているので、ご報告します。 前回、天神橋プチ古書即売会へ行った時おまけに11月末期限の金券300円をもらったので、行ってまいりました。少し高くても300円があるからと気が大きくなって。 中野美代子『綺想…
日本語の本にしては珍しく、読み終えるのに1週間以上もかかってしまいました。神話や伝承研究の素養がないうえに、齢とともに理解力が悪くなったせいか、頭にすとんと落ちません。しかし著者の精力的な冗舌は留まるところを知りません。目まぐるしく話題が次…
/// 『文人を偲ぶ―生田耕作評論集成Ⅱ』(奢灞都館 1992年) 『異端の群像―生田耕作評論集成Ⅲ』(奢灞都館 1993年) これも長らく大事にしまっておいた本、他にⅠ(シュルレアリスム評論集)とⅣ(セリーヌ論?)が出ていますが、いくぶんか興味薄のためまだ買っ…
11月5日の日誌で、これからは高くても欲しい本を買おうと宣言したとおり、矢継ぎ早に高い値付けの本を買いました。 まずは、長い間、S書林のネット目録に掲載されていて、いつ買われて消えてしまうかと怯えていた下記の本。 鈴木漠詩集『車輪』(海の会、68…
/// 入不二基義『足の裏に影はあるか?ないか?―哲学随想』(朝日出版社 2009年) 土屋賢二『猫とロボットとモーツァルト―哲学論集』(勁草書房 1998年) 久しぶりに哲学の本を読んでみました。難しいところもたくさんありましたが、両方とも不必要に堅苦し…
古本好き、とくにミステリーの好きな皆さんはとっくに読んでいて、なんだ今頃と思われるかもしれませんが。 百万遍の古本市に行く途上の電車で読もうと、取り出したものです。文庫本だし内容も軽そうだし、古本買いの雰囲気を盛り上げてくれると期待して。 …
先週の土曜日、京都百万遍の恒例秋の古本まつりに行ってまいりました。 出町柳から会場まで歩いて行く途中R書店で古書バーゲンがあり、フランス文学関係の安いのが大量に出ていたので足止めを食らってしまいました。プレイヤード叢書も500円均一で出ていま…