2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

:酒井健『ゴシックとは何か』

酒井健『ゴシックとは何か―大聖堂の精神史』(講談社現代新書 2000年) この本は、先日のツアーでシャルトルとランスの大聖堂を見に行く予定だったので、行きの飛行機の中で読んだもの。ひと月ほど経つのであらかた忘れてしまいました。バタイユを専門にして…

:ジャン・ロランの伝記(ノルマンディ著)

Georges Normandy『JEAN LORRAIN』(VALD.RASMUSSEN 1927年) 先日読んだロランの『LE CRIME DES RICHES(富豪たちの犯罪)』で、ノルマンディの「LA LEGENDE ET LA VIE DE JEAN LORRAIN(ロランの伝説と生涯)」という35ページの序文を読みましたが(3月4日…

:パリ古本ツアー報告第三弾

シャンパーニュ地方バスツアーを挟んで、第五日目は本格的に古本屋回り。ホテルの近所から始めて5区6区を集中的に。 最初はホテル近くのHENRI VIGNE。この本屋もよし。 ここでは、ジャン・ロランを集中的に購入。 JEAN LORRAIN『Propos d’Ames simples』(Pa…

:パリ古本ツアー報告第二弾

本が届きましたので、前回(4月11日記事参照)に引き続き、購入の順に報告します。 まず、到着翌日のブラッサンス公園古本市。まだ早かったので客は少ない。 最初に買ったのは下記。タイトルの「SANGUINES」の意味が分かりませんでしたが、ツアー一冊目だっ…

:辻邦生関連本三冊

/// 辻邦生『シャルトル幻想』(阿部出版 1990年) 辻邦生『のちの思いに』(日本経済新聞社 1999年) 辻佐保子『「たえず書く人」辻邦生と暮らして』(中公文庫 2011年) 高校生時分におそらく友人に薦められてと思いますが『夏の砦』を読んだことを覚えて…

:パリ古本ツアー報告第一弾と『Tankas』

前回(2012年7月の記事参照)からほぼ4年ぶりに、パリへ古本買いに行ってまいりました。滞在は7日間で、1日をランス・シャンパーニュ地方へのバスツアー、1日をお土産買いその他に費やしたので、実働5日間。前回よりも冊数は少なかったものの、充実した内容…