2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

:名古屋本2冊、岩中祥史『名古屋学』、清水義範『笑説大名古屋語辞典

古本報告がないので、最近読んだ名古屋に関する本について。 この2冊を読んでの感想は、名古屋は関東よりは関西に近い!というものです。(実際に距離も近いが) 『名古屋学』のなかで名古屋の特徴として挙げられているものは関西の特徴でもあります。 タク…

:石井洋二郎『異郷の誘惑』、菊地章太『フランス東洋学ことはじめ』

このところ、古本屋へも行かず、オークションもはかばかしくないので、時間稼ぎに最近の読書から話題を。 フランスの東洋へのまなざしを扱った二著を続けて読みました。石井洋二郎はフランス文学者の作品と行動を通して、菊地章太はフランス東洋学の発展の歴…

:JEAN LORRAIN(ジャン・ロラン)『Monsieur de Bougrelon(ブーグロン氏)』

ジャン・ロラン『ブーグロン氏』 神保町のT書店の2階で昨年購入しました。個人できれいに製本し直した立派な本です。ジャン・ロランの比較的初期の3つの作品が収められていて、それぞれの初出本は別ですが、初出が出て間もない時期に、3作品をまとめて出版し…