:のんびりエッセイを中心に

 このところ、オークションと書店とバランスよく購入しています。

 オークションでは、前回でも少し触れた
杉谷代水譯『新譯アラビヤンナイト』下巻(冨山房、奥付なし、1000円)→大正4年版のものと思われる。挿絵が2〜3ページに一つぐらいの割合でふんだんにある。誰のものか不明。
購入を筆頭に
蜂谷昭雄『詩神の巡幸』(山口書店、87年8月、420円)
荻野アンナ他『世界古本探しの旅』(朝日新聞社、98年5月、800円)→私には縁のない高級そうな古本屋ばかりのようだ。

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 書店では、近所の自転車散歩の途中に寄ったBにて、
阿川弘之『自選 南蛮阿房列車』(徳間文庫、99年10月、105円)
高橋義孝『若気のいたり年寄の冷や水』(新潮文庫、昭和59年2月、105円)
大岡昇平中原中也』(角川文庫、昭和54年5月、105円)→570ページもあるぶ厚い本。

 昔の職場仲間との飲み会で梅田へ出たついでに、堺筋本町T書店で、
奥野信太郎『こんにやく横丁』(文藝春秋新社、昭和28年7月、380円)
三好達治萩原朔太郎』(筑摩叢書、昭和44年4月、380円)
大田黒元雄『はいから紳士譚(ばなし)』(朝日新聞社、昭和45年8月、380円)
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 詩人の評伝、詩人に関する評論を除けば、寝転がって読むのに適したのんびりしたエッセイばかりとなりました。