:デ・ラ・メアを中心に購入

 デ・ラ・メアを集中的に読んでいますが、持ってない本もたくさんあるので、慌てて発注しました。そういう場合は、ネット古書店のAが便利で、大体のものは揃いますし、発注して2、3日で届きます。読むだけなら蔵書にしておく必要はないと言えるでしょう。
W・デ・ラ・メア鈴木耀之介訳『ヘンリー・ブロッケン』(国書刊行会、昭和59年12月、1800円)→国書刊行会の「世界幻想文学大系」はほとんど所持している筈だが、なぜかこの本は持ってなかった。
W・デ・ラ・メア脇明子訳『九つの銅貨』(福音館文庫、09年2月、1円)
ウォルター・デ・ラ・メアまさき・るりこ訳『詩集 孔雀のパイ』(瑞雲舎、11年7月、1164円)
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 オークションでは下記。本命の本と合わせて入札したら本命が外れて控えだけ落札。こういういことはよくあること。シュタードラーという人は初耳でしたが、トラークルと合わせて論じていることからして意外な発見が期待できそう。
三浦安子『エルンスト・シュタードラーの抒情詩―ドイツ表現主義抒情詩の先駆け』(同学社、05年10月、510円)

 他には、
芳賀徹他編『講座比較文学7 西洋文学の諸相』(東京大学出版会、74年4月、300円)→個別の作家の作品の影響関係を論じるのでなく、テーマやジャンルのなかでの影響を論じたもののようだ。小堀桂一郎、厨川文夫、新倉俊一川端香男里私市保彦らが執筆。
クレビーヨン勝見勝譯『セクストラヴァガンツァ―愛欲合戦』(五元書庫、昭和24年3月、300円)→勝見勝という人が渡辺一夫の旧制東京高等学校時代の教え子ということが分かった。
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