2025-09-01から1ヶ月間の記事一覧
ジャン・ポーラン高橋隆訳『詩の鍵』(国文社 1986年) これからしばらく詩についての本を読んでいきます。まず今年6月古本市でぱらぱらとめくって、詩と神秘の関係について論じられていそうだったので、買い求めた本。読んでみると、詩の神秘についてロマン…
Maurice Renard『Le péril bleu』(Infolio 2010年) モーリス・ルナールを読むのは、『LE MAÎTRE DE LA LUMIÈRE(光を支配するもの)』以来、1年ぶり、これで8冊目になります。本作は、初期の長編小説で、けっこうなヴォリューム(438ページ)があります。S…
「WAVE 5号―特集メタフィクション」(WAVE 1986年) メタフィクションに関する最後の読書として、今回は、「メタフィクション」特集の雑誌を取り上げました。対談あり、翻訳あり、SF論、映画論、演劇評から、漫画に至るまで、15の小品が並び、80年代後半の日…
しばらくぶりで音楽の話題。少し前の話になりますが、7月26日、ザ・フェニックス・ホールで行なわれた「朝の光のクラシック」というのに行ってきました。最近は、夜のコンサートはほとんど敬遠して、主にお昼のコンサートに出かけるようにしていますが、この…
由良君美『メタフィクションと脱構築』(文遊社 1995年) 今度は、学生のころから『椿説泰西浪曼派文学談義』、『みみずく…』シリーズなどで親しんできた由良君美のメタフィクション論。由良の本としては最後のもののようです。前回と前々回読んだ二冊の生硬…
パトリシア・ウォー結城英雄訳『メタフィクション―自意識のフィクションの理論と実際』(泰流社 1986年) 引き続きメタフィクションについてです。『メタフィクションの思想』の解説で、高山宏が、メタフィクション論については、「パトリシア・ウォーの『メ…