:久しぶりに古本屋で購入

このところオークションはまったくの不調で、見る気もしなくなってきました。
代わりによくできたもので、古本屋へ行く機会が増え、いろいろと購入することができました。


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佐藤春夫『青春期の自畫像』(共立書房、昭和23年8月、200円)
藤森秀夫訳『ハイネ詩集』(綜合出版社、昭和24年10月、200円)
杉原残華『都々逸読本』(芳賀書店、昭和42年1月、300円)
『透谷全集第一巻』(岩波書店、昭和42年6月、300円)
津村信夫『戸隠の繪本』(戸隠書房、昭和54年2月、100円)
山室静訳『アンデルセン詩集』(彌生書房、昭和61年6月、300円)
山本夏彦山本七平『夏彦・七平の十八番づくし』(中公文庫、90年10月、80円)


これらは人間ドックで名古屋市内へ出たついでに鶴舞の古本街を冷やかしたときのもの。
津村信夫100円はちょうど探していたところなので、大満足です。



山田稔『北園町九十三番地天野忠さんのこと』(編集工房ノア、00年9月、700円)

また先日、近所の蒲郡を探訪し竹島をひと回りしました。平日だったのでひっそりしてなかなかいい味わいでしたが、そのとき、ついでに立ち寄った駅前古本屋での購入本です。この本屋は以前友人仲間と訪ねて閉まっていて残念な思いを残したままでしたので、ようやく念願がかないました。新しい本中心ですが、なかなか趣味の良い本を揃えていらっしゃいました。


中身(左)と外函(右)・・
現代詩講座第一巻『詩とは何か』(創元社、昭和25年4月、100円)
現代詩講座第二巻『詩の技法』(創元社、昭和25年5月、100円)
現代詩講座第三巻『詩の鑑賞』(創元社、昭和25年6月、100円)
現代詩講座別巻『海外の詩』(創元社、昭和25年11月、100円)
村野四郎他『現代詩の実験』(寶文館、昭和27年7月、100円)
川野達夫編『フランス詩集』(人生社、昭和28年6月、525円)
竹山道雄白磁の杯』(実業之日本社、昭和31年2月、210円)
Patrick Modiano『La place de l’étoile』(Éditions Gallimard、78年12月、525円)


 これらは、先日、東京出張があり、わずかの時間を割いて神保町を訪ねたときのもの。
いつもどおりT書店店頭で格安本を購入。また九段下よりのWへ立ち寄り少々購入しました。Wはいつも1Fの豪華絢爛な品揃えに圧倒されて、2Fにまでは行ったことがなかったんですが、文庫、新書の数の多さに圧倒されました。おそらく神保町一ではないでしょうか。
『詩の技法』『海外の詩』は持っていましたが、函付ではなかったため、買い揃えました。