4月初旬に、昔お世話になった先生の文化勲章受章を祝う会があり、東京へ日帰りで行ってきましたが、ついでに神保町を少し回遊いたしました。古書モールと大島書店がなくなっていたのが寂しい。結局買ったのは、田村書店の2階だけ。
JEAN RICHEPIN『LES CARESSES』(FLAMMARION、?、3000円)→詩集。Louis Morinのきれいな挿画が多数。
CLAUDE FARRÈRE『Le grand Drame de l’Asie』(FLAMMARION、38年9月、500円)→日本についての記述が中心のようだ。ファレールは日本についてはあまりいいことは書いていないという評判だが。
Paul Claudel『Poésies』(Gallimard、70年9月、200円)→東京と中禅寺で書かれた詩が載っている。
表紙
挿絵
大阪では、箕面で昔勤めていた会社の同期会があったついでに、緑地公園で途中下車して、天牛書店江坂店に立ち寄りました。十年ぶりぐらいでしょうか。相変わらず本の山で、結局2階は洋書の棚以外はほとんど見れませんでした。
鶴岡善久『幻視と透徹―詩的磁場を求めて』(沖積舎、昭和58年7月、300円)
吉田加南子『言葉の向うから』(みすず書房、00年10月、300円)
Jean-Paul Hameury『VOIX DANS LA NUIT』(EDITIONS FOLLE AVOINE、00年2月、500円)→知らない人だが、とてもシンプルかつ奥深そうな詩だったので。
奈良で用事のあった際、フジケイ堂小西通り店で、下記。ちょうど2割引きセールだったので格安で購入できました。
オークションでは、同じ出品者から大量に「比較文學研究」を買いました。まだ本は届いていないが、この他にも7冊落札しています。全部で100円、送料の方が高い。
「比較文學研究 第26号」(東大比較文學會、74年11月、25円)
「比較文學研究 第49号」(東大比較文學會、86年4月、10円)
「比較文學研究 第52号」(東大比較文學會、87年10月、10円)
「比較文學研究 第53号」(東大比較文學會、88年4月、10円)
「比較文學研究 第54号」(東大比較文學會、88年11月、10円)→追悼:矢野禾積(峰人)教授
「比較文學研究 第55号」(東大比較文學會、89年6月、10円)
「比較文學研究 第68号」(東大比較文學會、96年4月、25円)
ほか珍しいところで、下記。
正富汪洋『詩人 スウインバーン』(新進詩人社、昭和2年10月、1000円)