今年は2ヶ月でまだ7冊

 今年初めての古本報告です。今年に入って、特別な古本市もなく、わざわざ古書店に行くにも気乗りがせず、興味のある本を細々とネットで注文するのに留まりました。さすがにこれ以上買ってどうする?という声も内から聞こえてきて、この調子で古本買いもそのうち終息するのかと思ってしまいます。以下、購入本。

 今回は、アマゾン古本での注文が多く、オークションは、下記の2点のみ。
西出真一郎『星明りの村―フランス・ロマネスク聖堂紀行』(作品社、08年5月、605円)
→『木苺の村―フランス文学迷子散歩』が抜群に面白かったので。
『終末の文学―矢内原伊作の本2』(みすず書房、87年1月、600円)
→これも、『顔について―矢内原伊作の本1』が面白かったので。
  
 「日本の古本屋」では、古書ワルツから下記1点。
宇佐見英治『見る人―ジャコメッティと矢内原』(みすず書房、99年9月、900円)

 あとは全部、アマゾン古本です。
犬飼公之/緒方惟章/立花直徳/山田直巳『古代のコスモロジー―日本文学の枠組み』(おうふう、00年3月、309円)
→以前読んだ犬飼公之『影の古代』が面白かったので。
植村卍『卍・逆卍の博物誌―第一部 日本編』(晃洋書房、08年10月、462円)
→「海外編」もあるようだが高い。
『モンマルトル便り―矢内原伊作の本5』(みすず書房、87年9月、780円)
高橋たか子『巡礼地に立つ―フランスにて』(女子パウロ会、05年2月、825円)
      
 矢内原伊作関連本が三冊になりました。