たにまち月いちと夏の阪神古書ノ市ほか

 先週日曜日に、たにまち月いち古書即売会阪神百貨店の夏の古書ノ市のはしごをしてきました。勢い込んだ割には、これといった収穫はありませんでしたが、とりあえず報告。
 たにまち月いちでは、下記の4冊。
 矢野書房にて、
花岡謙二編『日本植物歌集』(寺本書房、昭和21年7月、500円)

 寸心堂にて、
GUILLEVIC『TERRE À BONHEUR』(SEGHERS、85年10月、400円?)
『L’ART DE PÉTER』(la maison du DICTIONNAIRE、07年7月、200円?)→訳すと「オナラの技法」となり、かなり下品な本。ちなみにチャットGPTをフランス語で発音すると、オナラした(J’ai pété)となるとフランス語の先生に教わった。
  
 お店がどこか忘れましたが、
和田美代子『日本酒の科学』(講談社ブルーバックス、15年11月、300円)

 阪神では、下記4冊。
 これもお店がどこか忘れたが、
ランブール小佐井伸二訳『ヴァニラの木』(白水社、76年1月、500円)
加藤克己歌集『螺旋階段』(短歌新聞社、平成10年2月、300円)
  
 オヨヨ書林にて文庫本二冊。
森本哲郎『詩人与謝野蕪村の世界』(講談社学術文庫、96年6月、350円)
梅原猛『日本人の「あの世」観』(中公文庫、93年2月、410円)


 オークションでは、立花種久が大量に出ていて、半分持っていましたが、半分は珍しいものだったので、W買い覚悟で落札。8冊で1000円という破格の安さです。
立花種久詩集『水の夢、その他の夢』(海溝出版会、81年9月、125円)
立花種久詩集『沼へ』(れんが書房新社、84年8月、125円)
立花種久『雨の女と洪水の町』(古野庵、12年3月、125円)
立花種久『眠る半島』(れんが書房新社、13年12月、125円)
      
 以下4冊がW買い。
立花種久『にぎやかな夜』(れんが書房新社、86年3月、125円)
立花種久『森のなかで』(パロル舎、90年8月、125円)
立花種久『不明の時間』(パロル舎、02年7月、125円)
立花種久『妖星を見た日』(れんが書房新社、14年12月、125円)

 ほかは、
粒来哲蔵詩集『舌のある風景』(歴程社、60年9月、570円)
ボナ・ド・マンディアルグ高山鉄男訳『カファルド』(コーベブックス、76年3月、797円)
清岡卓行『夢のソナチネ』(集英社、81年7月、103円)→夢シリーズのため購入。すでに読了(7/20記事)。
函 中