フランスから古本届く

 フランスに発注していた古本が、船便のはずにもかかわらず早々と届きました。価格は送料込み。
Georges-Olivier Châteaureynaud『Le Jardin dans l’île et autres nouvelles』(Librio、96年11月、1127円)
NOËL DEVAULX『LA DAME DE MURCIE』(GALLIMARD、87年4月、1802円)→タイトルの一篇「ムルシアの貴婦人」は大昔『現代フランス幻想小説』(白水社)で読んだもの
Maurice Pons『La passion de Sébastien N.―Une histoire d’amour』(Denoël、68年9月、2393円)
f:id:ikoma-san-jin:20210710100812j:plain:w156  f:id:ikoma-san-jin:20210710100830j:plain:w140  f:id:ikoma-san-jin:20210710100843j:plain:w138
 先月は、1回も古本屋を覗かずに終わりました。すべてヤフーオークションかアマゾン古書で買ったもの。アマゾンでは、清水茂を二冊。
『清水茂詩集』(土曜美術社、12年11月、1089円)→砂子屋書房の現代詩文庫にもあるようだ
清水茂『私の出会った詩人たち』(舷燈社、16年11月、960円)→片山敏彦、ヴェルハーラン、ヘッセ、マルティネなど。
f:id:ikoma-san-jin:20210710100903j:plain:w148  f:id:ikoma-san-jin:20210710100916j:plain:w160
 ヤフーオークションでは下記6冊を購入。
飯塚公夫訳『ジャン・パウル三本立』(近代文藝社、95年9月、700円)→「今の男性たちの秘かな哀歌」というジャン・パウル作品のおまけ(駒澤大学外国語論集の抜き刷り)がついていた。
世界文学大系16 モンテスキュー/ヴォルテール/ディドロ』(筑摩書房昭和35年3月、1000円)→以前メールをやり取りしたフランスの編集者からディドロの「運命論者ジャックとその主人」はぜひ読むべきと推薦されたので。
吉田加南子『ténèbre―version définitive』(思潮社、00年4月、1000円)→左ページフランス語、右ページ日本語で、モノローグ的な短詩が掲載されている。
岡崎武志『蔵書の苦しみ』(光文社、17年10月、210円)→いまさら読んでもどうしようもないが
塚本邦雄『味覚歳時記―木の実・草の実篇』(角川選書、昭和59年8月、550円)
三輪福松『美の巡礼者』(時事通信社、昭和58年5月、110円)→エッセイ集。フィレンツェの古本屋のことが出ている
f:id:ikoma-san-jin:20210710100942j:plain:w150  f:id:ikoma-san-jin:20210710100959j:plain:w150  f:id:ikoma-san-jin:20210710101016j:plain:w136  f:id:ikoma-san-jin:20210710101031j:plain:w144  f:id:ikoma-san-jin:20210710101044j:plain:w154