:テオフィル・ゴーチェ小柳保義訳『吸血女の恋』他

 古本整理ショックの後遺症からか、あまり古本を買う気になれません。
 せっかく関西に戻ったのに、まだ本格的な古本屋回りをしていませんし、オークションも触手が動きません。


 5月は、前回ご報告した1冊を除いて、先々週に琵琶湖へ大学時代の友人とサイクリングに行った際立ち寄った近江八幡のBOOK-OFFと、近所のBOOK-OFFで買った下記の文庫本4冊のみです。


テオフィル・ゴーチェ小柳保義訳『吸血女の恋』(教養文庫、92年5月、105円)
養老孟司『あなたの脳にはクセがある―「都市主義」の限界』(中公文庫、04年2月、105円)
茂木大輔『オーケストラ楽器別人間学』(新潮文庫、05年9月、250円)
森見登美彦夜は短し歩けよ乙女』(角川文庫、08年12月、105円)


 テオフィル・ゴーチェ小柳保義訳『吸血女の恋』、あまり聞いたことのない訳者ですが、これで教養文庫のゴーチェ3部作(他は『魔眼』『変化』)は揃いました。

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 養老孟司茂木大輔の表紙の雰囲気が、出版社が違うのに似ているのでよく見ると、ともに南伸坊のイラストデザインでした。配置まで似ています。


 森見登見彦はサイクリングの際、友人から下鴨古本市のことが出ていると聞いたので買ってみました。