久しぶりに古本屋で購入

 先月、大学時代からの友人が亡くなりました。卒業後も年1~2回合宿と称して集まり、泳いだり麻雀をしたりして遊んでおりましたが、当初13人いた仲間も8人となりました。一人また一人と減っていくのは寂しい限りです。とうとう関西の仲間だけでは麻雀もできなくなってしまいました。

 その友人のお宅へ弔問に訪れた帰り道、寝屋川の金箔書房に寄りました。古本屋で古本を買うのは、何と昨年末以来。ここは、珍しい本が多いうえに、根付けが安いのでお薦めです。
坂崎乙郎『象徴の森―神秘と幻想の画家たち』(読売選書、昭和50年4月、200円)→W買い覚悟で買ったが、なぜか持ってなかった。読まずに売ったか。

 先週の金曜日は、小学校時代の友人と中崎町で昼呑みしたついでに、天神橋筋商店街の矢野書房で、 
平山三郎編『回想の百鬼園先生』(旺文社文庫、86年9月、400円)→酒飲みの百鬼園先生がどんなだったか知りたくて。

 ネットでは、アマゾン古書で、
田中章浩『フィクションの中の記憶喪失』(世界思想社、13年10月、1848円)→先日、映画「心の旅路」を見て、何とももどかしい芒洋とした気分に魅せられて。

 ヤフーオークションでは、
北原白秋『洗心雜話』(アルス、大正10年7月、1010円)→古い時代の詩的エッセイ(だと思う)。
富田裕『静かな細い響き―或る散策者の歩み』(舷燈社、09年3月、1300円)→「同時代」同人。久保和彦、清水茂に通じる静謐な文章を期待して。
尾島庄太郎『英詩文叢攷』(大観堂書店、昭和10年12月、1000円)→目次に、「悪魔文學抄」、「龍蛇異聞摘録」、「墓畔逍遥」、「驕慢の畫工」など、面白そう。
『ジャック・カロ版画展』(伊丹市立美術館、05年1月、797円)
『ジャック・カロ―リアリズムと奇想の劇場』(国立西洋美術館、14年4月、1500円)
渡邊一夫『フランス語學ノオト』(三笠書房、50年9月、500円)→語学エッセイ、楽しみながら勉強になるかも。
ユリイカ 特集:ノンセンスの王国」(青土社、81年5月、300円)
ユリイカ 特集:ホルヘ・ルイス・ボルヘス」(青土社、70年8月、660円)
寺田操『金子みすゞ尾崎翠―1920・30年代の詩人たち』(白地社、02年5月、300円)
清岡卓行『夢を植える』(講談社、76年6月、380円)→夢小説のラインアップに。