本年古本初報告

 今年初めての古本報告になります。さすがにこの歳になると、購買意欲も衰えてというか、堅実になって、1カ月半にもなるのに、この少なさとなりました。もう少し溜まるまで待っていようと思いましたが、いつのことになるやら分からないので、とりあえず報告しておきます。

 下記をアマゾンの古本で買った以外は、すべてヤフーオークションでの購入。
「幻想と怪奇6 夢境彷徨―種村季弘と夢想の文書館」(新紀元社、21年6月、1000円)
→このシリーズは初めて買いますが、昔の「幻想と怪奇」のロゴをそのまま使ってる感じ。今読んでいる夢のテーマに近いと思い購入。

堀口大學『詩と詩人』(大日本雄弁会講談社、昭和23年10月、900円)
東郷青児装幀。コクトオ、グウルモン、ノワイユ夫人らフランス詩人、白秋、朔太郎ら日本詩人についてのエッセイ集。青柳瑞穂の『睡眠』の評を収めている。

夜想35 チェコの魔術的芸術」(ペヨトル工房、99年7月、500円)
→昔カレル・ゼマンの映画に熱中したことがあったので。

STUDIO VOICE 特集:ケルト―螺旋のコスモロジー」(インファス、95年12月、300円)
→タイトルに惹かれて買ったが、短いエッセイばかりなのと、レイアウトがとても読みにくいのでがっかり。

アンデルセン鈴木徹郎訳『ただのヴァイオリン弾き』(東京書籍、昭和62年1月、330円)
→ヴァイオリンが登場する物語をヴァイオリン小説と呼んで集めているが、これもタイトルだけかもしれない。

レミ・ド・グールモン重信常喜訳『色づくし』(書肆山田、92年12月、410円)