:東京、高田馬場BIGBOX古書感謝市、神保町ほか

 東京で遅めの新年会がありはるばる上京したついでに、BIGBOXの古本市と、神保町古書街に顔を出してきました。顔を出したというのは、二日酔いで古本を見ても吐き気がするだけという有様で、古本を買おうという意気込みに欠けていたという意味です。

 すずらん通り古書Mでは生田耕作蔵書の棚がありましたが、横文字がゆらゆらうごめいて結局1冊も買えませんでした。

 今回の東京行では、購入の数も少ないうえに、7冊のうち2冊がW買いという悲惨な結果に終わりました。
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城左門『恩寵』(昭森社、昭和30年6月、1000円)→W買い
野田宇太郎『パンの會』(三笠文庫、昭和27年9月、500円)→これが今回の唯一の収穫か
ラーゲルレーヴ/イシガオサム訳『ポルトガリヤの皇帝さん』(岩波文庫、81年5月、200円)
荒川秀俊『異国漂流物語』(現代教養文庫、昭和44年12月、200円)
平井照敏句集―現代俳人文庫6』(砂子屋書房、95年6月、100円)→これもW買い
土橋寛『日本語に探る古代信仰―フェティシズムから神道まで』(中公新書、90年4月、315円)
渡辺淳『パリの世紀末―スペクタクルへの招待』(中公新書、昭和59年2月、315円)

 オークションでは下記の雑誌を入手。「同時代」は矢内原伊作、宇佐見英治らが中心になってスタートした雑誌で、第3次になって知らない方も大勢書かれていますが、何となく波長が合う雑誌です。

「同時代」第3次17,19,20,21,22,23号(黒の会、04年12月,05年12月,06年6月,12月,07年6月,12月、各300円)