2010-12-12から1日間の記事一覧

:亀井俊介、沓掛良彦『名詩名訳ものがたり―異郷の調べ』(岩波書店 2005年)

明治初期、西洋詩の翻訳によって、それまで漢詩と和歌しかなかった日本の詩に新しい詩の形が導入され、そのことが口語自由詩への道を開き、またその後も海外詩に刺激を受けて詩作上新しい試みがなされるなど、翻訳詩は日本の近代詩に大きく影響を与えてきた…