天牛堺書店がなくって以来、何とか大阪で古書市があるタイミングで飲み会が来ないかと思っていたら、ちょうどうまい具合に、大阪城集合の飲み会が、大阪古書会館の古書市の初日に当たりました。つい興奮して下記を購入。
鈴木信太郎譯『マラルメ詩集』(創元社、昭和24年6月、1500円)→少々高いが、散文詩の訳が岩波文庫版には入ってなかったので。
與謝野晶子選『吉井勇選集』(アルス、大正15年1月、300円)→装幀が味わい深い。
高橋廣江『パリの生活』(第一書房、昭和15年6月、500円)
菅野昭正『詩の現在―12冊の詩集』(集英社、74年4月、100円)→値段が安いこともさることながら、馬淵美意子、入沢康夫、粒来哲蔵、吉田一穂が取り上げられていたので。
河島英昭『ローマ散策』(岩波新書、00年11月、200円)→またローマ見物に行きたいと思って。
丸山一彦校注『新訂 一茶俳句集』(岩波文庫、90年5月、300円)
3月もうまい具合に、水の都の古本展の期間に麻雀会、たにまち月いちの初日に大相撲観戦(とは名ばかりの飲み会)が入ったので、しばらくは安泰です。
昨日は、奈良で新酒利き酒会があったので、ついでに「柘榴の國」へ寄ろうとしたら、店主がご病気でお休みでした。代わりに朝倉書店で、下記。
秦恒平『閑吟集―孤心と恋愛の歌謡』(NHKブックス、96年2月、300円)
別の日、奈良で催しがあった際、早く着きすぎたので時間潰しに入ったもちいどセンター街の智林堂(だったと思う)で。
村松嘉津『明治と昭和―時評と随想』(神道文化会、昭和61年5月、500円)→珍しい本だと思うが、前半は右翼的な時評で、後半にパリ生活の随想が収められている。
手塚富雄訳『ゲオルゲ詩集』(岩波文庫、昭和47年6月、150円)
オークションでは、
久保田万太郎『いまはむかし』(和田堀書店、昭和21年8月、300円)
久保田万太郎/久米正雄『互選句集』(文藝春秋新社、昭和21年9月、300円)
山中登久子『森岡貞香断章』(本阿弥書店、平成22年9月、500円)