:神戸サンボーホール大古書市ほか

 本日、古本仲間一名と標記古書市へ行ってまいりました。朝10時から途中休憩を挟んで昼3時まで、その後三宮センター街をぶらぶらしたので、どっと疲れてしまいました。購入本は5冊のみ。
ヴィック・ド・ドンテ富樫櫻子訳『人魚伝説』(平凡社、93年11月、500円)
桜庭信之『ロンドン散歩』(研究社、昭和32年4月、500円)
田中優子『江戸の音』(河出文庫、97年9月、200円)
「本の手帖 特集:堀口大學」(昭森社、昭和41年4月、500円)
「本の手帖 特集:愛の抒情詩」(昭森社、昭和43年4月、500円)
 情けないことに、5冊のうち「本の手帖」の2冊がともにW買いということが分かりがっかり。手元の控えには持っていないことになっていたので、記録ミスでした。
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 古書市を出て、センター街のセンタープラザ2Fのブックス・カルボという店で、
飯島正『フランス映画』(三笠書房、昭和25年7月、500円)
その後、「ヴォイス」というメロウなジャズが流れる喫茶店で疲れがほぐれました。

 海外からの取り寄せがまた一冊届きました。図書館除籍本なので353円と安く、送料1351円とのバランスが悪い。が誰も借りていず読んだ形跡なく、まあまあの美本。
Marcel Brion『L'ermite au masque de miroir』(Albin Michel、82年10月、353円)

 難波での飲み会の途上、上本町一色文庫の百円均一棚にて。
綿谷雪『言語遊戯の系譜』(青蛙房、昭和54年4月、100円)→9割はW買いを確信していたが念のため。所持していたのは初版で装幀も異なる。
 難波天地書房にて。
濱田青陵『東亜文明の黎明』(創元社昭和14年2月、300円)

 別の日、昔の会社仲間との飲み会が天満であり、そのついでに天神橋筋の古本屋を覗き、矢野書房にて、
J・M・G・ル・クレジオ高山鉄男訳『向う側への旅』(新潮社、79年2月、800円)

 オークションでは37ページの豆本。村上菊一郎も柔らかいところがあったんですね。
村上菊一郎譯『ヴェルレーヌ艶詩集』(風流豆本の会、昭和30年12月、500円)→限定300部うち291。

 アマゾン古本で下記を購入。間違ってプレミアム会員登録になってしまったので、慌てて電話をして解除を依頼しました。ボタンが紛らわしいところについているのは何とかしてもらいたい。
井村君江日夏耿之介の世界』(国書刊行会、15年2月、2900円)
 他にアマゾンで下記。
永瀬義郎『放浪貴族』(国際PHP研究所、昭和52年5月、100円)→日夏耿之介西條八十長谷川潔らと交遊のあった版画家の回想。
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