:カゾット『惡魔の恋』ほか

 今回ネットで購入したのは下記1冊のみ。
カゾット渡辺一夫/平岡昇共訳『惡魔の恋』(逍遥書院、昭和23年6月、1200円)

雑誌「幻想と怪奇」に連載されたものしか持っていないため、初訳本を購入。


 以下は、大阪へ出る用事の度に、ちょこちょこと覗いた古本市や古本屋での購入です。

人間ドックが早く終わったので、弁天町OCR古本祭へ、しかし会期の最終日だったためか、あまり時間がなかったためか1冊しか買えず。
宇佐見英治『明るさの神秘』(小平林檎園、96年9月、1000円)

これもみすず書房の復刻版で所持しているが、初出本で珍しいものなので購入。


 大阪へ出た折り、阪急カッパ横丁のU書店にて
村上菊一郎『随筆集 ランボーの故郷』(小沢書店、昭和55年10月、1600円)
井上究一郎『かくも長い時にわたって―PROUST, POT-POURRI』(筑摩書房、92年1月、1500円)
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 U書店の店主はいまどき珍しいほど腰が低く、本をいとおしむようにして包んでくれた。

 恒例月一回のOB麻雀会のついでに、これもいつもの堺筋本町のT書店で、
田辺保編『フランス語で言えば』(有斐閣選書、昭和60年7月、580円)
万足卓『ローマ悲歌―評釈ゲーテの古典詩型作品選』(三修社、83年10月、580円)
北垣篤『シンデレラ紀行―「ペンタメローネ」紹介』(国文社、88年1月、580円)→この「紹介」というスタンスが好もしい。
駒井哲郎『銅版画のマチエール』(美術出版社、昭和51年12月、200円)
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今回は本が少ない分、すべての本に写真を掲載しました。