:四天王寺秋の古本祭り

四天王寺秋の古本祭り初日に行ってまいりました。
心配していた雨も上がり暑いぐらいの良いお天気でしたが、地面が一部ぬかるんでいて、運動靴の底からじわりと湿り気が伝わってきました。

四天王寺はなにせ安い。3冊500円、5冊1000円のコーナーがあちこちにあります。
しかし、あと1冊を探すためだけに時間がかかってしまいロスがあるのと、そんなに欲しくなくてもつい買ってしまうというマイナス面があります。
柳沼重剛『語学者の散歩道』(研究社出版、91年10月、900円)→古典語の先生だが面白そう。
伊吹武彦『近代仏蘭西文学の展望』(白水社昭和11年12月、500円)→アロイジュス・ベルトランについての文章が入っている。
入沢康夫『死者たちの群がる風景』(河出書房新社、昭和58年2月、200円)→とにかく安い。

大澤章『丘の書』(岩波書店昭和13年7月、200円)→不思議なもので、先日呉茂一について書いた本を読んでいたら、この本が幻の名著と紹介されていた。すぐ出会えるとは。
高橋邦太郎『私のパリ案内』(主婦の友社、昭和52年12月、300円)→体験に基づいて丁寧に案内してくれる感じ。
ヘルデルリーン陶山務譯『ヒュペリオン』(第一書房昭和10年5月、500円/3冊)→格調高い装丁でこの値段は。
辰野隆『人生遍路』(青林書院、昭和28年10月、500円/3冊)→今回は辰野隆だけで3冊も買いました。

ボオドレエル齋藤磯雄譯『惡の華』(三笠書房、昭和25年10月、500円/3冊)→創元選書で持っていますが、表紙に魅せられて。
鈴木信太郎譯『ボオドレエル詩集』(創元社、昭和24年11月、200円)→調子に乗ったらW買いしてしまいました。
ド・シュガール近藤晴彦訳『ボードレールリルケ』(審美社、77年2月、200円)

辰野隆『青春回顧』(酣燈社、昭和22年4月、200円)
辰野隆『濁り酒』(創元社、昭和24年9月、200円)
アプレイウス呉茂一譯『愛とこゝろ―クピードとプシケエの物語』(岩波文庫昭和15年9月、200円)→これも同文庫『黄金の驢馬』で持っていますが、本の形が違うので。

長谷川如是閑『老人形師と彼れの妻』(叢文閣、大正13年9月、300円)→タイトルに魅せられて。

 一昨日は、会社OBの年一回の総会があり、大阪へ出たついでに、いつものT書店二軒で、

富田仁『長崎フランス物語』(白水社、87年9月、380円)
林丈二『路上探偵事務所』(毎日新聞社、90年12月、380円)

林哲夫『古本スケッチ帳』(青弓社、02年4月、380円)
富士川英郎リルケ』(南風書房、昭和23年12月、500円)

デイヴィッド・スカル仁賀克雄訳『ハリウッド・ゴシック―ドラキュラの世紀』(国書刊行会、97年3月、500円)


オークションでは下記を。
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ジョヴァンニ・バッチレ根本仙之助訳『二十日物語』(紫書房、昭和27年11月、100円)
水島裕雅『詩のこだま―フランス象徴詩と日本の詩人たち』(木魂社、88年5月、600円)
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松尾邦之助『巴里』(新時代社、昭和4年5月、400円)
松尾邦之助『巴里物語』(論争社、60年8月、500円)


今日はこれから、天神さんの古本まつりに行ってきます。