:ツイン21古本フェア、たにまち月いち古書即売会のはしご

 先週、大阪で同じ時期に二つの古本市があり、昔からの古本仲間と一緒にはしごをしました。

 ツイン21古本フェアでは、お昼の休憩をはさんで、3時間ほど滞在、下記を購入。
日夏耿之介『風塵静寂文』(櫻井書店、昭和17年5月、1000円)
→ぼろぼろの本だが紙質は良い。

村野四郎・山本和夫編『山と河の詩集』(岩崎書店、68年6月、200円)
→子ども向きの詩のシリーズ。各ページに挿絵がついている。
森有正『セーヌの辺で』(毎日新聞社、昭和52年4月、300円)
田中清光『信濃の四季』(株式会社スキージャーナル、昭和52年10月、500円)
杉山平一『詩への接近―詩と詩人への芸術論的考察』(幻想社、昭和55年3月、1000円)
→たにまち古書市では800円で出ていた。

渋谷徳代志訳『訳詩集あこがれ―20世紀前期ドイツ抒情詩選』(牧羊社、昭和59年4月、800円)→知らない人だがとりあえず。
ローデンバック窪田般彌訳『死都ブリュージュ』(岩波文庫、88年3月、700円)
→高いけど持ってなかったので。
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相馬隆『続西洋語源落書帖』(時事通信社、昭和63年8月、700円)
和田英次郎『怪盗ルパンの時代―ベル・エポック謳歌した伊達男』(早川書房、89年5月、500円)
藤沢たかし『63歳からのパリ留学』(新潮文庫、平成6年1月、200円)
→別に私が行こうというのではない。疑似体験を楽しむため。

田中清光『詩人の山―わたしの詞華集』(恒文社、94年7月、1000円)
→今回は山の詩に関する本が多かった。
オイゲン・ヘリゲル柴田治三郎訳『日本の弓術』(岩波文庫、96年7月、200円)
立田洋司『唐草模様―世界を駆けめぐる意匠』(講談社選書メチエ、97年1月、800円)
結局、なんだかんだとたくさん買ってしまいました。

たにまち月いち古書即売会では、下記を購入。

内藤濯『未知の人への返書』(中央公論社、昭和46年4月、800円)
丸山圭三郎『フランス語とフランス人気質』(日本放送出版協会、昭和57年7月、800円)
喜国雅彦『本棚探偵の冒険』(双葉文庫、05年1月、500円)
外山滋比古『アイディアのレッスン』(ちくま文庫、10年2月、200円)
→これら文庫本2冊は新品同様。

空堀商店街の洒落たバーで飲んだあと帰り道寄った上本町T書房では、酔った勢いで、
『新選室生犀星集』(改造社昭和4年7月、500円)
→学生時代持っていたが手離していた。
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松根東洋城『黛』(秩父書房、昭和16年6月、200円)
竹友藻風『エッセイとエッセイスト』(高桐書院、昭和22年6月、200円)

沓掛良彦金子美都子編訳『フランス女流詩人詩抄』(木魂社、91年3月、600円)
→ルネ・ヴィヴィアンが入っている。
を購入。