:富士川英郎、星野徹ほか

 昨日は、新しく入会した会社OBの麻雀親睦会に参加するのに大阪まで出たついでに、いつもの堺筋本町大江橋のT書店2店と難波のT書房に立ち寄り下記の本を購入。
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吉江孤雁『霧の旅』(中興館、大正3年6月、500円)
富士川英郎リルケと《軽業師》』(弘文堂、昭和33年9月、780円)
高田博厚ヴェルレーヌetランボー』(皆美社、昭和47年9月、780円)
北原白秋『白秋抒情詩抄』(岩波文庫、78年4月、150円)
富士川英郎儒者の随筆』(小澤書店、昭和58年8月、500円)
井上輝夫、小浜俊郎他編訳『詞華集』(国書刊行会、85年2月、500円)

 吉江孤雁『霧の旅』、富士川英郎リルケと《軽業師》』の2冊ははじめて見る本。『霧の旅』の広告ページを見ると他にも同著者による『旅から旅へ』『青空』と知らない本が載っていて欲しくなりました。
 富士川リルケに関する著作は世界評論社からの『リルケ』という本を持っています。まだほかに富士川の処女作となる南風書房の『ライナア・マリア・リルケ―詩人の生涯』があるようです。『リルケ人と作品』というのもあるようですが、これは世界評論社の本のことでしょうか。

 別の日、買い物のついでに、近鉄西大寺駅近くの古本屋Tにて、

笹澤美明『ドイツ現代詩概観』(三修社、昭和41年12月、800円)
この本は2部に別れていて後半は「近代詩人ノート」と題して、リルケノヴァーリスを扱っています。後半に惹かれて購入。
この本屋さんはなかなか良書をそろえていて見ごたえがあります。

 また、オークションでは下記の本を購入。いくつかはびっくりするほど格安で購入できました。
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佐藤春夫『近代神仙譚』(乾元社、昭和27年3月、1100円)
佐藤朔『詩集 青銅の首』(思潮社、87年5月、300円)
星野徹『範疇論』(沖積舎、昭和57年11月、300円)
『星野徹全詩集』(沖積舎、平成2年12月、500円)→部厚さに注目
村松定史『日本におけるジョルジュ・ローデンバック』(芸林書房、98年12月、1800円)
P・J・ジューヴ小島俊明訳『血の汗そのほか』(国文社、64年11月、100円)